大学教員と育児
昨年末、子どもが生まれました。
我々大学教員は基本的には大学の研究室に行って仕事をしてもいいし、自宅やどこかのカフェで仕事をしても自由です。いわゆる裁量労働制ってやつです。やることさえしてれば文句は言われません。なので、年始から子どもの相手をずっとしてる毎日です。
一般的に、働いているお父さん方は9時〜5時での仕事が基本だと思います。もちろん、5時に帰れる人がどの程度なのかという疑問は残りますが。それと比べると奥さんも私が育児を手伝える分だいぶ楽なのではないかとは思います。泣いたら抱っこしてあげたりオムツを変えたり、出かけなければならない際にはかまってあげたりと。
さて、そんなこんなで我が子が生まれてから二ヶ月が立ちましたが、数時間ごとに泣いたりするので研究のためにまとまった時間が全然取れないという状況が続いています。子どもが生まれる以前は朝から寝るまでバリバリ研究するタイプだったので良かったのですが、今ではそうもいかず。なかなか難しいなーと。
ひとまず、年末から年始にかけて国内のトップジャーナルにいくつか連続で掲載されたので業績的には数年間は問題ないという感じですが。とはいえ、少し子どもが落ち着いたらがっつり仕事することになりますが。
なんやかんや考えをまとめず書いていますが、結局はこの仕事だと育児にも協力しやすいのでよかったなということを言いたかっただけです。子どもを言い訳に仕事が疎かになるのは嫌だし全国のパパさんは頑張りましょう。
好きなアニメベスト10 (上位については感想も
12月になり、1年を振り返りたくなってきました。
そこでなんとなく好きなアニメをまとめたくなってきたのでまとめてみましょう。
個人的には日常系とSFが好きです。
1. クレヨンしんちゃん:
子どものときからずっと見ている作品。高校生ぐらいのときは、部活の関係で帰宅時間には終わっていた記憶があり、それが理由で見れていなかった。しかし、その期間を除くとずっと見ています。劇場版は大人帝国や戦国が有名で、評価もかなり高いので好きな人も多いと思います。ですが、テレビ版も安定して面白く、今となっては国民的なアニメになったなと思う所あります。昔はいわゆる下品なシーンも多かったけど、今ではそういったシーンはほぼないんですね。なので子供に見せたくないといった昔のイメージは今のアニメにはあありません。個人的には下品なのも真面目なのもどちらでもいいと思っています。あってもなくてもそんなに気にしないです。ただ、クレしんがすきです。子どもも「しんのすけ」と名付けたいと思っていますが流石にそれはどうかなとも思いながらいつも作品を見ています。ちなみに一番好きなキャラはひろしです!いつもはふざけていますが、いざというときには家族のことを一番に考えている、そんな姿に憧れています。
2. コードギアスシリーズ:
これがきっかけで深夜アニメを見るようになりましや。この作品の予告が流出するというニュース
「コードギアスR2」放送前にまた流出 予告映像のキャプチャ画像が - ITmedia ニュース
が以前あり、それをきっかけに見るようになりました。「たかが予告の流出でニュースになるのか」と当時は思い、それほど面白い作品ならということで見始めたら見事ハマりました。特に無印の1期が最高に面白かったですね。毎回次話をみたくなるようなところでうまく終わるんですね。今は「ルルーシュ、生きとったんかい」という気持ちではありますが…
3. シュタインズゲート:
これも最高に面白かったですね。とくに最終話直前、本当に盛り上がりました。あそこだけで大満足です。この作品はネタバレ等なく見てほしいので感想はこれぐらいに。
4. しろくまカフェ:
クレヨンしんちゃんと同じ日常系のアニメ。日常系といっても動物がカフェをしてたり、パンダが動物園でバイトとして働くといった設定自体はややシュールなところもある。これはクレヨンしんちゃんみたいにずっと放送してほしかった作品。全体的に好きなキャラや話ばかりだが、常勤さんが主役の44話がダントツで記憶に残っている。
その他、こんな感じです。すべて感想をしっかりと書いているブログは偉いですね。
5. エウレカセブン
MacBook Pro with Touch Barの感想
MBPのTouch Bar付きを利用しだしてそろそろ一週間が経ちます。
いくつか気になる点や良かった点があったのでブログにまとめてみます。
良かった点
- 軽くなった
以前利用していたものがMBP 2011でした。CDスロットがまだあるモデルで13インチにもかかわらず2kgオーバーで、バックパックに入れて持ち運びしていたら肩が破壊されてしまいそうになってました。その点、今回は1.37kgということでだいぶ楽になりました。
ただ、それでもやはり重い。仕事柄いろいろなところでパソコンを触る機会があるのでもっと軽い方が良い。とうことで、おそらく来年には新しくなったMBを買うと思います。研究室ではMBP、自宅や出先ではMBという使い分けになりそう。さすがに400g違うと軽さに魅力を感じちゃいます。もともとそこまでのスペックは求めていなかったので。
じゃあなぜ最初からMBにしなかったのかという点ですが、それはWindowsをいれてSPSSやAmosといった統計ソフトを研究で利用するので、そのためにはある程度のスペックがあるほうが安心できたからです。
- Touch IDが便利
上述のように、持ち運びが多いかつそれなりに重要なファイルもMacにいれているのでセキュリティはしっかりしている方が安心です。その点、これは便利です。といっても成績に関わるようなファイルはそもそも持ち運びするMacに入れないのでそこまで木にする必要もないっちゃないんですが。
- トラックパッドがでかい
Macの魅力はOSやハードのデザインはもちろんですが、トラックパッドの優秀さです。surfaceもそれなりには頑張っていましたが、キーボード入力中に誤タップしてしまったり不満がありました。その点MBPは流石です。しかも大きいです。感圧で以前の (2011) モデルと比較すると軽く押すだけで押し込めた感触があり、すごい楽になりました。
- キーボードがそれなりにうちやすい
これは完璧に好みです。最初はペタペタの入力が気になってましたが、使ってるうちにそれなりに慣れてきます。ただ、これに関しては好みなので人それぞれですね。使う入力するというよりも優しく押していく感じです。とはいれ誤入力はまだまだ多いです。慣れていないんですね。
その他はスペックアップとかありますが、思い浮かんだのはこんなものです。Touch Barは自慢できたりする程度です。もともとファンクションキー使ってなかったので。今後便利になることは期待します。
悪かった点
- キーボードがうるさい
入力の音が絶望的にうるさいです。学会や研究会、勉強会みたいなそれなりに静かな場所で入力してたら結構気になる。これはすごい不満です。なんとかならんかな。
- バッテリーの持ちが悪い
これまで利用していたMac、とはいえ2台だけですが、バッテリーがそれなりにもっていたイメージがありましたが今回のは結構消費が激しい気がします。ソフトの関係なのかよくわかりませんが、少し気になります。普段使う分には問題ないのですが、充電の頻度が多い気がするのが少し手間です。
- USB-Cの汎用性の低さ
映像関係ではHDMIですらまだまだ利用できる場所は少ないです。大学だと尚更です。USB-Cが普通に利用できるようになる気がしません。個人で利用する分にはいいのですが、講義や学会だったりでわざわざ変換ケーブルを持っていくのは結構手間です。人からデータをもらう際には変換が必要なんですよね。大学だけじゃなく企業でもそうかもですが、いわゆるUSBでデータのやり取りを行うのですごいめんどくさいです。そもそも最新のiPhone7と変換ケーブル挟まないと接続できないってどういうことなの。
以上、良い点や悪い点など一週間程度利用して思い浮かんだことをだらだらと書いてみました。購入を考えている方の参考になれば嬉しいです。
個人的には上にも書いたように、来年のMBを楽しみに待ちながらそれまではMBPを全力で使いたいと思います。買うかどうかはその時の気分次第でもありますが。
大学教員の服装について
理論を活用するということ
学生は主に大講義でさまざまな理論学びます。
しかし、それをテストのために暗記するだけで、活用して考えを深めようであったり社会連携に生かそうという考えが抜け落ちているように思います。
たとえば、最も有名なフレームワークや理論は、マーケティング分野ではSTPや4Pです。これについては多くの学生が知っているはずです。そう願っています。
4Pであれば、製品だけではなく価格やチャネル、プロモーションを幅広く整合的に考えることの重要性が指摘されています。これについては理解していても、いざ自分がそういったフレームワークを考えて提案する立場になるとそれがすっぽり抜けてアイデア勝負になってしまっています。そこが惜しくてしょうがない。
アクティブラーニング
最近はアクティブラーニングがすごい増えている。
大学はもちろん高校でも積極的に行い、商品開発、実際に販売なんかをしている高校もある。
そういった活動が増えていくにつれ、わざわざ大学のゼミでそういったアクティブラーニング、とくに社会連携に積極的に出ていく意味はあるのかなーとぼんやりと考えたりもする。
個人的には、学生には型にはまった指導をしたくなくて、自由にやって失敗して、そこからいろんなことを学んでほしい。もちろん、こちらからある程度の枠組みを提示しながらやればそれなりにうまくいくんだけど、自分で気が付いたりしないことには学びってあんまりない気がする。
ある程度自由にやってもらうことを前提にするのであれば、自由にやりやい人だけ集まってサークルのような感覚でいろんなことに取り組んでいければ一番本人たちのためにもなると思う。ゼミは授業時間的にもどうしても限界があるし、学生も教員に頼ってしまうところがある。
それであれば、輪読とかを通じてある程度理論的な考え方だとか教えたほうがいいのかとかいろいろ考えたりする。そうすると志望者少なくなってしまうだろうけど。
ブランド・ラブについてのつづき
今回は、前回に引き続きブランド・ラブという概念について検討します。といっても、前回重要な事はほとんど議論したので特にいうこともありませんが。
前回、ブランド・ラブについて議論する以前に愛情とはなんぞやということについて簡単に説明しました。そこで、愛情の三角理論というものを紹介し、愛情は親密性、情熱、コミットメントから構成されると考えられることを述べました。
ブランド・ラブという概念について - お気に入りっていったいなんですか
愛情の三角理論は本来、人間関係の愛情を説明するためのものですが、この理論を用いて消費者とブランドとの関係性、とりわけ愛情について議論することができます。
いくつか論文も紹介したいのですが、手元にその資料がないのでコレで終わります。わざわざ2つの分ける理由はなかったかな。